三佳子の美容日記帳

スキンケアアドバイザーとして、日々勉強したこと・経験したことをまとめていきたいと思います。

肌状態と精神的なストレスとの関係について。

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仕事や家事が忙しくて不規則な生活が続いたり、人間関係からくるストレスなどが溜まると、肌の状態も何だかイマイチ。。と感じる時ってありますよね。

吹き出物やニキビができたり、カサカサと乾燥が目立ったりメイクのりが悪かったり。。


就職や進学などによって新たな環境が始まる時期や、仕事が忙しく睡眠時間などが少なくなると、それはそのまま疲労やストレスに直結してしまいます。

このような生活習慣や精神状態が続くと、ホルモンバランスや自立神経の乱れを生み、それが肌状態を悪化させてしまうんですね。


よく言われる肌冷えなども、こうしたストレスが原因で血行不良になることが要因なんです。



自立神経は、身体の体温や内臓・呼吸といった無意識で行う活動を支えている神経で、私たちの生命活動を影から支えてくれています。この自立神経には、興奮しているときなどに働く交感神経と、心を落ち着かせているときに働く副交感神経の働きがあります。

通常は、この2つの働きによってバランスを保ちながら、身体のさまざまな機能・活動を支えています。


しかしながら、ストレスが過度に蓄積されると交換神経がより活発に働くようになり、不眠や疲労感といった症状が表れてくるんですね。その結果体調を崩しやすくなり、さらには便秘や肌荒れを引き起こしてしまいます。

ホルモンバランスも乱れがちになることで、皮膚から皮脂がより多く分泌されることにも繋がり、ニキビや吹き出物を誘発してしまうんです。


このように肌環境を整えるのには、紫外線などの外部刺激を避けることや丁寧なスキンケアに加えて、身体の内側から影響してくるストレスを溜め込まないことも大切なことが分かりますね。

しっかりお手入れしているつもりなのに、どうも最近肌の調子が良くない。。という場合は、気付かないところでストレスを受けているのかもしれません。


日々の生活習慣を見直しながら、1日に少しでも自分をリラックスさせてあげる時間を持つようにしたいですね。